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AUTHOR : parelli
鎌倉の海を望む丘より
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アスカマン(菌製剤)によるバラ栽培法 11 01/18(日)
生ゴミ処理

アスカマンを使って生ゴミ処理・
家庭菜園をプランターで

アスカマンを使っての生ゴミ処理は広がって来ているようです。
生ゴミ処理装置を買う必要もなく、簡単で、無臭、早く腐熟し、
すぐに植物の根元に使っても根を傷めないだけでなく、
生育が特別に良くなりますので是非どうぞ。

真夏にスイカの皮を土に埋め、どの位で土に変わって行くか知りたくて、
10日後に土を掘ってみました・・・10日でスイカの皮は跡形もなく、、
土に変わってびっくりしました!!

悪臭は発生しないので猫や犬がその上を通っても
掘り返す事はありません。

家庭のキッチンから出る生ゴミ(貝殻などは除く)・・
野菜・果実・肉・魚介類や植物の茎葉と小枝・落ち葉・雑草・・・等
(魚・肉屑は生ゴミ全体の2割り以上あると少し臭うそうですので
2割以下にして下さい。)

生ゴミに含まれている水は気にしなくてOKですが、
溜まってしまっている状態でしたら軽くきって下さい。

容器を使う場合、EM菌などは発酵後に底に水が溜まりますが、
この菌製剤の使用ではこのような事はありませんので、
水を出す穴は不要です。

いくつかの例でご紹介します。

1. 庭の空いている狭いスペースで簡単に
私はいたって簡単な方法で処理しています。生ゴミが2~3kgになったら庭のあいて
いる場所に穴を掘って、生ゴミを入れ、菌製剤をふりかけて、周囲の土でまぶしたら
足で踏みつけ、土を被せてまた踏みつけ、(嫌気状態にする。)表面の土は自然に
見えるようにして終わり。被せる土は3~4cm位。これを庭の空いている所に順番に
やっていきます。入れた場所がわからくならないように竹串を目印に挿して
おきます。あちこち穴を掘って、生ゴミを埋めていくうちに、初めの場所に戻る頃には
良い土に変わっています。

2. 堆肥投入時、株元から掘り出した土を使って
バラの根元への堆肥投入時に掘り出して余った土はポリ容器に戻すのですが、容器
1つだけ空にしておいて、底に土を3cm位入れ、次に3~5kgの生ゴミを入れて菌製剤を
軽くひと握り入れて混ぜ、土をまぶして足で踏みつけ、その上に生ゴミが隠れる位の
土を入れて踏みつけます。これを容器が一杯になるまで繰り返します。菌製剤の菌は
冬には活動しない(胞子の状態で休眠して、春には活動します)ので、冬期の間は
しばらくこのままにしておきます。順番に容器で繰り返し、今年はこれをバラ用の
バーク堆肥作りをする時の土に使うと良い効果をもたらすのでは、と想像しています。
また、この土を草花に使っています。

ソメイヨシノが咲き始める頃から(地温15°):3~4週間で、容器が一杯になる頃には
充分腐熟して根を傷めない堆肥になるので鉢植えの土に使えます。

3. プランターを利用
プランターの底の穴に網をおき、新聞紙を(2、3つ折りにして)敷き、下1/3位に
生ゴミを入れ、菌製剤をふりかけ、土をまぶして上から押さえつけて、更に上に
土を3~5cm入れて、その上に播種、定植します。プランターの高さが余る場合は
生ゴミ・菌製剤・土を繰り返して下さい。(慣れて来たら、新聞紙は敷かなくても
大丈夫です。この時は底網は不要。)

4. プランターと庭を利用
プランターを利用して生ゴミを上記のように処理を繰り返し、プランターが一杯に
なったところで庭に穴を用意して、プランターの底の部分が上にくるように中身を穴に
入れて、踏みつけ、土を被せる、という方法もあります。上の土は3~4cm被せて、
播種・定植に使えます。そのままでも勿論構いません。

5. 発砲スチロール箱利用
発泡スチロールの容器に生ゴミを入れて同じように処理を繰り返し、蓋をしたら、
容器3つを同じようにして上に重ねていくうちに一番上の容器が一杯になる頃、
1番下の容器の土が出来ているという方法を採っている人もいます。マンションの
ベランダでは有効な方法ですね。私は大きめの木製樽鉢に同じようにして出来た
土を、必要なら藁・籾殻を入れてハーブ等を植えています。

6. 洋ラン・その他へ
洋ランのように通気性が必要な場合は(古い根が詰まった状態でーこれが腐熟用の
繊維になって良い)水に溶かしたキンソール(耳かき一杯)と液肥を1週間に1度水やり
代わりに与えます(春~秋)。 私は、ミリオグラタスという観葉植物を1年中同じ
サイズの鉢に入れて室内に飾っているので、同じようにしています。

注意
・6以外は、いずれの場合もよく押さえつけて脱気(嫌気状態)をする事が大切です。

・生ゴミと落ち葉・小枝・藁・籾殻等の枯れた繊維を使う場合は枯れた繊維に対して
窒素分が必要ですので尿素か乾燥鶏糞または、米糠を一緒に混ぜる事を忘れないで
下さい。枯れた繊維1kgに対して米糠130g、尿素40g、鶏糞60~80g(生ゴミと
半々で1kgの場合は半量)、腐熟用ですので栽培の為の肥料は別に必要です。

・播種・定植に使う場合は散水して当日に播種、4~5日後に苗を植えて下さい。温暖期
なら投入後1.5ヶ月以上経てば、土の中に団粒が出来始めて、2ヶ月以降には植物は
盛んに生育するようになります。

・土に投入された繊維の腐熟が進み、かなり軟化した後では団粒の効果は失われて
しまいますので下記の有効期間を参考にして下さい。
(土壌中で病原菌を抑える効果は早くから始まります。括弧内に記載。)

a. キャベツ・白菜等の外葉・大根・にんじんの葉・藁や落ち葉の堆肥  
                         →1.5ヶ月~3ヶ月(1週間後)

b. トマト・茄子・キュウリ・メロン(ウリ類)の茎や葉→2~4ヶ月(10日後)
 
c. 稲藁・落ち葉等                 →2.5ヶ月~5ヶ月(2週間後)


失敗例
・プランターを利用して落ち葉+菌製剤+化成肥料を上記のように埋め込み、4-5日後に
小松菜の苗を植えた。でも特別な効果はみられなかった。

失敗の理由
藁や落ち葉では、生育に効果が現れ始めるのに早くても2ヶ月はかかります。小松菜は
栽培期間が2ヶ月以内です。団粒が出来始める頃には栽培が終わるので効果が現れる
前に収穫されてしまう為、特別な効果がみられないのは当然です。この場合は、柔ら
かい繊維を利用して20日位経ってから、播種・定植をしたら良いですね。

このように植物の生育期間と上記の有効期間が合うように繊維を適切に使って、団粒
作りを促進するエネルギーを最大限に活用して下さい。





新葉

ジプシーボーイ
2月中旬以降気温が下がっていましたが、
ようやく葉が展開し始めました。


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parelliさん 今晩は。
アスカマンを使ったバラ栽培法を教えて下さって有難うございました。この方法ですと、うどん粉病、黒点病、癌種病などの菌が働きにくい土壌になるということでしょうか。
無農薬でバラを育て始めて、3年目になりますが、色々と苦労していますので、それはとても魅力的ですね。
私に出来るかどうか思案中です。一番問題なのは、材料の調達と、腐熟させる場所の確保です。
今年は、アスカマンで完熟させた生ゴミ再生土に改良資材等を混ぜて培養土を作り、元肥を入れて鉢植えに使いました。現在のところ、芽だしは順調にいっていますが、病原菌を抑える効果はないということですね。
地植えの30本分だけ、parelliさんの方法で実行して、鉢や他の草花は今までの方法で育ててみようかと考えていますが、同じ庭の中で完熟資材と腐熟資材の土壌が出来ることになります。それは、リポペプタイドの働きを弱めることになるのでしょうか。地植えの30本のうち、23本は、独立した花壇ですが、7本は植栽として樹木の間に植えています。
parelliさんのお考えをお聞かせ下さい。もし、可能であれば、必要な資材の購入先なども、教えて下さい。
宜しくお願いいたします。
mihoさん  
バラの無農薬栽培は土が出来てはじめて出来るもの、と最近は特に感じています。完熟堆肥や他の方法で無農薬を実行しようと思うと、おそらく・・大変な努力の基に10年以上の長い年月がかかるのではないでしょうか。この菌製剤使用の良いところは1作目から効果が出て、特別な知識、経験、技は要らない、という事です。
              
分泌されるリポペプタイドはカビの繁殖を抑えますので、2-3年以上使い続ければ土壌のほとんどの有害カビは大幅に減少するので土壌病害の発生は少なくなります。「栽培法10」の3に友人の庭のうどん粉病が毎年ゼロ(皆無)は本当です。ウチでは2-3株去年、一昨年となりました。黒点病に関してはどの方法を採っても現在のところゼロにする方法はないと思います。でも、黒点病になりながらも黄色くならず、葉が落ちないで木についている・減る・広がっていかない等の効果はみられると思います。ウチの場合は夏の終わりの台風が来るまでは、葉がきれいでうどん粉病も黒点病も合格点と自分では思っています。台風が来ると黒点病になりやすくなりますね。でも、バラは1年のうちで何回かやり直す事が出来ますので、こういう場合は、葉を取って(かなりのダメージなら)リセットして秋のスタートが出来ると思います。黒点病はバラの生理現象位に考えて気楽にしています。癌腫については、リポペプタイドは水の浸透力を高めますので、もし同じ場所に感染している株があるのでしたらこの菌製剤は使わない方が無難だと思います。この菌製剤によって被害が出た事はないとの事ですが、念の為です。ですので芽接ぎ部分は土より上に出して植えるようにして下さい。癌腫はかなり怖いものと思われているようですが、バラ栽培家の河合伸志さんのセミナーでは株を抜く事もないと言っていました。木酢液の原液を患部に塗るのはどうでしょうかね?(経験した事がないので)調べておきますね。

病原菌を抑える効果は団粒が出来始めるよりずっと早くからあります。アスカマン堆肥は60°~65°位にしか上がりませんので多くの細菌は生き残り、土壌の菌相が豊かになり大きく好転します、その結果病原菌は抑えられる、という事です。線虫が嫌う酪酸が分泌され、線虫の活動が低下するのでその抑制にも効果があります。

完熟堆肥、アスカマン堆肥を別の株元に施す事は何ら問題ないと思います。リポペプタイドは腐熟しきっていない繊維の中でその腐熟を促すのですから、完熟の中に入れた場合、アスカマンが無駄になるだけの事です。

樹木の間で堆肥を入れる場所があるかどうかですが、1カ所でも2カ所でも投入する場所があれば問題ありませんが、樹木の根が勢いよく伸びてきてバラの根を邪魔するかも知れませんね。その場合はプラスチック板などで土の中を仕切る事で防げませんか?

資材のバークチップは私自身も決まったお店を持つ事がまだ出来ていません。
去年は「そ◯きや」30Lx2袋=2880(送料込み)を使いました。少し大きめで同じL数では、チップ量は少なめに感じています。良い物が見つかったらお知らせしますが、まだ時間がありますので捜してみて下さい。ホームセンターでも手頃なサイズの物を見ました。(100Lサイズではなかったので割高なのが難でした。)わらは20kgの圧縮されたものを見つけました。これを使った事はありませんが。こちらです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/japax-ibaraki/chstraw.html
籾殻と藁は量に関係なく送料一律料金でネットで割と簡単に見つけられます。送料の件で問題なければ、1年中石川県から発送をしてもらえます。大変カットしやすいきれいに1束づつ並んだわらです。こちらは近々リンクします。
parelliさん 
色々と有難うございます。前向きに考えてみようと思いますので、又、アドバイス等よろしくお願いいたします。
mihoさん                        
わたしと同じような時期に堆肥作りをするのではないでしょうか? ですのでお力になれると思いますし、この菌製剤の発明完成者である先生もついていますよー。
大変なのは株元の穴掘りだけ、これは一般の栽培法の堆肥投入も同じですよね。きれいなバラの為なら..と思って出来るのです。
これから新たな投稿に変わりそれがトップ画面に出ますが、栽培法についてのご質問はいつもこちらの栽培法からお尋ね下さい。
mihoさんのお庭のバラがきれいに咲きますように。
parelliさん アドバイス有難うございます。
現在の難問は、堆肥を作るスペースがとれないことです。70×70×50の穴を掘る事が出来ると考えていた場所の中に、クレマチス・アーマンディの太い根が埋っているのを発見。今、白い花をたわわに咲かせて、道行く人を楽しませています。他の植栽は別の場所に移すことが出来ますが、アーマンディの根は、もう堀り上げられないと思います。
あとは、ポリバケツを利用する方法ですが、家の裏側には、赤玉土や堆肥やその他の土壌改良剤などがストックしてあり、今のところ、やはりスペースがとれそうもありません。(鉢植えを従来の方法で育てる場合は、そちらの資材も必要となりますので)
毎日、家の北側の通路を眺めて悩んでいます。
主人には、バラの数を減らせば良いのでは? と言われていますが、赤や緑の可愛い新芽を見ると、どの子を手放すか決心がつきません。
今年の堆肥作りまでに、解決法が見つかると良いのですが・・・
現在の私の心境をお知らせいたしました。
parelliさん、中々これずごめんなさい。
こんなにたくさんの中身の濃い記事をまとめられ、大変な苦労をされたんじゃないでしょうか。
どこかの大学の論文にしても通る様な記事、これは凄いと頭が下がる思いで、ざっと読ませていただきましたが、私の頭ではおっつかない箇所もあり、また何度か読んでみたいと思います。
私の知り合いで、第2の人生を田舎暮らしを選び無農薬で野菜作りをしている人がいます。
parelli さんの方法を先日話しましたら、同じ様な方法をとっていることがわかりました。

私も、初めてみようかなと考えています。

多くの人にこの記事を読んで頂きたいですね。
mihoさん                       
実はモッコウバラが手に負えない程育って困っていた友人が近所に住んでおります。「年に4回も剪定しても伸びて他のバラを植えたいのだけれども抜けないし、忌地の問題があって・・」との相談でした。私自身、月桂樹の木が伸び過ぎて困って半分抜いたものの、諦めた経験があります。でもバラを植えたい一心に(息子に再登場してもらって)翌年再挑戦、掘ってはノコギリ、、を繰り返して最後は抜き取りました。(この場合は根を切ってしまってもいい例ですよね。)この事を話したら、友人も挑戦をして抜きとり、50cm掘って彼女は土を全部入れ替えたそうです。今は好きなバラを植えて喜んでいます。ある時見ると、もう1本どうしても抜けないモッコウバラがあるではないですか・・(全部で3本ありました。)せっかく植えた好きなバラの景観を邪魔している風に見えましたので、、「日数をかけて少しづつやってみたら、」と再度助言したら・・ある時抜きました! みんな形を変えていろいろな問題を持っています。でもバラの為なら何とか出来る・・・私の大好きなファンタンラトールはお手製の長さ8.5m、高さ1.6mのフェンスなんですが、それを言うと信じられないって誰もが言いますが、生まれてからそんな事した事ないんですー。
自分の手を金槌で打ってしまいながら完成させました。自分でもびっくりなんですよー。みんなバラを愛しているから出来る事なのですね。ですから、好きなバラなら減らさなくてもいいんではないですか。まだ時間がありますから「頭にふっと浮かんで来る工夫」を信じて待ちましょう。
未来さん                       
栽培法の投稿は終了出来、達成感を味わえています。(笑)
丁寧に書いたので却って大変そうに思えるかも知れませんね。慣れるとそうでもないんですよ。同じ事を毎年1回繰り返すだけなので。後の手入れが楽になります。
知り合いの方が同じ方法を採ってるなんて・・凄い偶然ですね。多分とても旨味のあるお野菜が出来ているのではないでしょうか、その上、長持ちすると思います。何より地球環境に優しい農法ですから、私もこれが広がって行く事を願って書きました。ごゆっくり目を通して下さいね。印刷して持ち歩いている方もいらっしゃいます。
未来さんの場合は寒い所なのでこちらとは作業時期が違って来ると思います。この菌製剤を発明完成された方にお尋ね出来ます。雪国で春を待ちながら楽しみに検討されて下さい。
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こんばんは。その節はありがとうございました。お変わりありませんか?
この一か月間で、日比野氏のサイトを三度、Parelliさんのまとめられておられるものを二度、くりかえして拝読しました。その甲斐あって、アスカマンによる栽培法の要点を、半分は理解できたと思います。
短期日で有機質を分解し、ポリペプタイドの分泌で団粒化を速く進め、しかも納豆菌のタイプに共通の、土壌有害菌、たとえばフザリウム属やセンチュウ類が繁殖することを妨げる働きもある。有機物分解過程で窒素源を必要とするが、団粒化が最初に終わった頃に薔薇の根が養分を吸収する状態を作り上げている。しかも団粒の崩壊が早くても、次々と新しい団粒が作られるので心配は要らない。
要約すると以上のようなことではないかと思うのですが、どうでしょうか?
そこで養分について少しだけ気になったことを以下に挙げます。
鶏糞堆肥   N3%  P6%  K3%
バークチップ N2%  P1%  K0.5%
籾殻     N1%  P1%  K1%
稲藁     N2%  P1%  K3%
 以上が、Parelliさんが「初期堆肥化」しておられる素材の養分比率です。これで肥料計算すると、確かにNとPが薔薇にはいささか足りないように思われます。日比野氏が推奨する新鮮な有機質の投入、特に緑肥の使い方を、なるほどと思えるのです。どんな植物の葉を用いるかでNPKの養分構成と量が異なりますが、生で施すと、これまでの常識は窒素飢餓と結びつけていましたが、アスカマンであれば逆に生の緑肥だけで上の四つの養分含量よりもそれぞれに多いはずです。薔薇その他の剪定屑を施すのも同様でしょう。エネルギー等価の法則の園芸上の問題が、土壌内分解のスピードによって解決されるという視点は、まさに驚きでした。これまで考えてみたことのない盲点でした。
今後、新鮮な有機物を栽培土へすぐに入れないケースも含めて、薔薇の施肥計画をぜひご一緒に考えていけたらなと願っています。いかがでしょうか?
ともかくも、これから数年をかけて、菌耕農法のあらゆる面、特にこれまで自分が実践してきた栽培法との組み合わせについて、検討したいと思います。わたしの言う「養土」の思想を、思いがけないところから助けてもらえるかもしれませんね。その意味で、ほんとうによろこんでいます。
なお、栽培ワンポイントに「温度差傷害」のことを記事にしておきました。よかったらお読みになってみてください。
それにしてもこのようにして、方法と方法が出逢い、たがいによいところを吸収しあえていければいいですね。それがわたしたちの場合、薔薇や庭をよりいっそう健全に、また幸せにしていくのだと思います。
K e i さん                             
お返事大変遅れて申し訳ありませんでした。
K e i さんがアスカマンのバラ栽培を試み、今後続けてゆくならこれほど心強い事はありません。品種によって、あるいは四季咲きかどうか、あるいは各庭の土壌条件によっても施肥量が違いますので、追肥の問題も含めて今後正確に施肥量を探っていく事は私自身の課題でもあります。

堆肥投入の際、(大抵は1月中)ここに有機リン酸を1株につき150gを加えています。(1aでの施肥量が記載されていますので、1平方メートル当りに換算)農業用の有機リン酸(N:P:K=1:8:2)炭素比14、水分含有量23.48%、その他、カリ・銅・亜鉛・石灰・苦土も微量要素として含まれています。
リン酸は、少なくとも春季には充足しているはずですし、実際の開花を観察して充分だと感じています。そして、さらに堆肥投入時にわらと籾殻を加えますので、この腐熟促進に尿素を1株40gを加えています。
ご指摘のように、数字上では窒素は足りませんね。菌耕農法では、4~5ヶ月後には菌(菌体の死骸・昆虫の死骸・線虫などの小動物)が死骸となって植物に利用可能になります。5~6ヶ月では、腐熟用の窒素の半分は菌体窒素として植物に利用可能になり、10ヶ月後にはその80%が利用可能になると学んでいます。(根の回りに未熟な繊維質がいつもある事が必須です。)

ここで、今後検討すべき点は以下の3点です。
検討1. 花後追肥(お礼肥)が必要かどうか。
検討2. 夏の終わり(秋の初め)に追肥が必要かどうか。
検討3. 夏の終わりの追肥の時に、リン酸も追加するかどうか。

理論上1は、不要と思われます。
3は、冬に向けてリン酸は必要だと思います。(夏の終わりでなく秋でも良い?)

菌耕農法が順調に進むと、従来の常識では考えられない程少ない窒素投入量のようです。肥料の吸収が素晴らしく良くなるからです。一般の農法で、窒素量半分以下でむしろ収量は向上するとの事です。その他、地力窒素もありますので、3年以上経過時点では、花後の追肥は確実に不要という事になるでしょうか。

堆肥投入時のバークの量とサイズが毎年一定している事、次年の堆肥投入時に当年のバークが少し残っている位が理想ですが、理想のサイズと質が確保出来ない為、新たな堆肥投入時には、残念ながら完全になくなっています。また、菌耕農法は元々、農業用として考えられていますので、バラの鉢栽培は理想とは言えませんし、家庭の庭では、堆肥を充分に投入出来ない場所もあるという問題もありますので、これらの点からも検討をしてゆく必要を感じています。個々のバラの観察を通してもきっちりと把握して行く事が重要ですね。

出来れば堆肥投入後1年は土を掘らない方が団粒が壊れないので理想です。
そこで、追肥の場合は、土の表面10cmを利用してアスカマンと鶏糞・わら・籾殻をアスカマン:繊維質=1:3(かさで)の割合で混ぜて鋤き込み、土を被せて良く踏んでおきます。

本格的に投入したいのであれば、真夏でも夕方であれば、(一夜時間があるので)根の回りを掘っても菌耕農法では、すぐに回復し、白根が出て来ますので深く掘っても問題ありません。(葉は冬まで元気に沢山繁って、翌春の開花は素晴らしいです。)

2年前、11月末に株回りの地面を延長する為に粘土質ゴロゴロの岩のような土を掘り出し、新しい土を加え、そこにアスカマン・鶏糞・わら・籾殻を投入した事があります。翌年堆肥投入時(2月)土を掘るときれいな太い白根がびっしり回っていて驚いた事があります。

先日(夏の終わり)とても忙しく追肥に油かす+骨粉を表面の土に軽く混ぜて投入しました。9月20日に時間がやっととれたので、アスカマンと繊維質を投入し直しました。油かす+骨粉を施した土は、じめじめして、その上、小さな飛び虫?が寄って来ていましたが、アスカマンと繊維質を投入した土はさらさらとして尚、しっとりとした状態の違いを改めて(久しぶりに:笑)経験しました。本来有機農法は有機物(繊維質)を使っての農法なのに有機肥料だけを使う点に問題があるのですね。油かすを使っても繊維と一緒に使えば問題はありませんが、鶏糞の5倍高価になりますので私は鶏糞を便利に使っています。

農業の事は全くわからない素人ですので、勉強する事はきりなくあるのですが、バラ栽培の有名先輩方々の本を読んだりするうちに混乱したり、つまづいたり、失敗しながらの私のバラ栽培の現状でもあります。

K e i さんの菌耕農法を是非待ち望みたいと思います。
また、温度差傷害については既に読まさせて頂きました。大変勉強になります。いつも有り難うございます!





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