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AUTHOR : parelli
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「Stap細胞」の虚偽と検証実験 07/01(火)
「Stap細胞」の虚偽と検証実験
                               
7月1日〜小保方氏をStap細胞検証実験に参加させる発表がありました。

科学論文が発表されると、その論文に基づいて他の科学者が同じ結果を出せる
はず・・・
ここが非常に大切な部分だという事を強調したい。

今回のStap細胞については世界で既に20-30人の人が実験を試みたそうですが、
誰も成功した人はいません。

小保方氏独自のコツ・レシピなるものによって仮に検証実験で成功したとしても
小保方氏だけが成功出来るものであってはならない。
科学者なら当然わかっているはずの科学の基本ですが、、、
何故不正・捏造が認定された小保方氏を検証実験に参加させる、というのでしょうか。

これまで一連の問題を追って来て、違和感を覚える事柄が多すぎて、
その全てをここで述べられませんが、

下村大臣と改革委員長の岸輝雄は、時を同じくして小保方氏を検証実験に参加させて
はっきりさせる必要がある、と数回に渡る不自然な発言。
理研に圧力をかけたとしか考えようがありません。

下村大臣(早稲田大出身)の裏に潜む思惑・・とは?

政府ぐるみで小保方氏の不正捏造を加担するのであれば、我々は
もはや北朝鮮の科学院や韓国のセオル号に関しての政府を批判出来ない立場では?

若原教授は何故「Stap細胞は現時点では、ないと判断して妥当」と言わなかったのか?
一般の人・科学者・News性を追うTV番組・週刊誌・記者・・多くが複雑に絡まって
問題の解決がさらに遠のいているように思わざるを得ません。

若山教授は「Stap細胞はないとは言えない」と表現した奥に彼自身の
科学者としての誠実さが現れているのかも知れませんが、
一方で...一般の人は「では、あるのだな?」と展開してしまう危険に気づいてくれたのなら、
「Stap細胞は現時点では、ないと判断して妥当」と言えたのではないだろうか。

マウスの取り違えの調査が忘れ去られそうな今、
私たち一般の人たちがもっと科学の常識を身に纏い、不正と戦っていくのでなければ...
私たちに明るい日本の未来があるのだろうか?







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皆様 6/8 & 6/17日付けのmailは不正確だったので、その文章のまま修正したモノを、忘れないうちにmailします。
小保方女史の研究結果は、まさに’Ende schlecht, alles schlecht’ でした(ドイツの諺 ‘Ende good, alles good, '終わりよければ、全てよし'、をもじったモノで、'終わり悪ければ、全て悪し’、schlechtは 不正な・粗悪な・不快な)。以下にその理由を記します。最近の報道によれば、彼女が使ったmouseは山梨大の若山教授から提供された○○○○F1系統(○は番号の数字)だったそうです(若山教授によれば世界のどこにもないoriginalとのこと)。F1というのですから、これは一代雑種のことでしょう。ここでのF1は、一方の親の胚細胞由来と他の親の(睾丸を作る?)遺伝子を、体中に内包している特殊なmouseの系統と推定されます。つまり、それぞれの親の純系mouseとの交雑第1代目で、Mendelの法則によって、F1世代は分離せずに全てのmouseが遺伝的に均一になる訳です(=これが商業上のF1品種ができる根拠)。
Mouseなどでは(近交交配を繰り返すことで)比較的容易に純系を作り得るので、(特に医学や生化学・生物学などでの)実験では、しばしばこうした純系が用いられます。このF1を使った実験系では、ここには、胚細胞由来(=ES細胞)と他の片親(睾丸?を作る?の)と2系統の同じ遺伝子を持った、キメラ細胞が体中に存在する訳です。つまり、ここから得た細胞を培養すれば、2つの親の系統のmiceが、予め持っていたのと類似したキメラ細胞が得られる訳です。彼女がこのことを知っていたか否かに拘わらず、初めから別々に2系統を培養したのと、ほどほどに類似したキメラ細胞が得られる訳です。また、ほぼ半数はES細胞由来の細胞に類似しているので、(grossでみれば全体のほぼ半数ですが、完全な胚にまで生長するのはごく僅かと推側される)。ここで使われていた親の系統のmouseと同じように、(そのごく一部は)ES細胞的な細胞を含むので、どんな細胞にでも分化できる可能性を秘めている訳です。
ここで得られるのはキメラ細胞なので、(純粋なES細胞とは違いますが、圧倒的に多く培養すれば)その中には、ES細胞様の細胞も(含まれているので)万能細胞様の培養細胞を作り得る訳です。したがって、細胞を培養する時にこれを使えば、(胎児の細胞なら特に)薄い酸で処理するという単純な刺激を与えるだけで、ES細胞様の細胞が(ごく僅かにせよ)比較的容易に得られる筈です。ただ、このF1細胞を培養する過程で、(染色体同士の交雑などによる)異常分裂が頻繁に起こる筈なので、元のF1細胞の18番目の染色体は(両親から同じ染色体を受け継いでいる)相同だったようで、これに発光遺伝子を組み込めば双方が発光しますが、ここで彼女が得た細胞では15番の染色体の片方だけが発光したそうです。つまり、これはキメラで厳密には純粋のES細胞とは違いますが、兎も角、ES細胞様の万能細胞(と彼女が誤解した)が、(ごく僅かにせよ)比較的容易に得られた訳です。
腑に落ちないのは、STAP細胞の論文が発表されて以降に、(少なくとも公には)誰もこの点を指摘していないのです(勿論、両人とも同じ態度)。真相を知っている人がいても、世論とやらに けおされて? 沈黙しているとしたら、世間での騒ぎをよそにそれを楽しんでいるようにも思えるので、それは科学者の態度としては如何なものでしょうか。不可解なのは、特に、共同研究者で彼女の研究指導にあたっていた若山教授*は、騒ぎが生じた時以降は、手のひらを返すように彼女の研究結果を否定する態度に終始したのです(もしかしたら、このF1の培養細胞から、瓢箪から大変な駒が出るかも知れないと期待しながらも、自分の教室で手がけるにしてはspeculationが大き過ぎるので、誰かにやらせようと企んだのかも知れません。そう思われても仕方ない対応でしょう)。また、Harvard大の指導教授だった人物が、最期まで論文の撤回を肯定しなかったのも不可解千万だし、彼女の弁護士に至っては、生物学の基礎(ここでは遺伝学の初歩)になるF1とは何かを、全く知らないようです(Mendelの法則は高校の生物で習った筈)。Journalismの世界では更にひどく、こんな基礎的なことすら知らない専門家と称する人物が、殆ど連日、したり顔でTV やradioなどに登場して堂々と論陣は張っているのですから、開いた口が塞がりません。日本の科学levelの低さを世界にさらけ出す結果になった訳です。
*注:http://openblog.meblog.biz/article/21510039.html に詳しい経過が記してある。
最期に、この研究の最終目的はヒトに応用することにあると彼女自身は云っていましたが、勿論、人では純系などを作れる訳はないし、そもそもこの方法で万能細胞が作れる訳はないので、この研究は初めからnone senseだったのです。'大山鳴動してネズミ一匹も出ず'、でした。そもそも、このmouseを作って彼女に渡したのは誰だったのか、今更、真相は明せないし、さりとて引くに引かれず、密かに悩んで(或いはほくそ笑んで)いるのかも知れません。更に、その魂胆を見抜けないで、Nobel prizeのお裾分けに与ろうとした、権威ある組織と周辺の偉い?専門家までもが騙された訳ですから、何おか云わんや です。
それで思い出すのは、前世紀初め(1909~1911)に起ったPiltdown事件です。これは近代科学史上で最大のいかさまとして知られる、ねつ造さされた化石人類で、20世紀初頭のイギリスのEast SussexアックフィールドUckfielld近郊のピルトダウン で ’発見’ され、20世紀の前半期の古人類学研究に多大な悪影響を与え、迷走させた事件です。←ここはwikipediaより引用。 オランウータンの下顎とヒト(現生人類のクロマニョンとされる)の頭蓋骨を継ぎ合わせて、古めかしく見せるために咬合部分にはヤスリをかけたり、全体を膠などで着色したモノとされる。1950年に真相が発表され40年を超える一連の騒動の幕が閉じられた。
日本でも、東北地方で '神の手’ により、旧石器が発見されたとする報告が相次ぎ、毎日新聞の記者によって真相が暴露された件は(2000/11)、まだ記憶に新しい事件でした。世界には、この種の事件は枚挙に遑ないほど、性懲りもなく生じています。それにしても、今回のは誠にお粗末な事件でした。
もうこの辺りが騒動に終止符を打つ時ではないでしょうか。以上  
文責 日比野 進 菌耕農法の発明者で応用微生物が専門。81才。
2014/6/19 記






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